2014 福岡六大学野球春季リーグ戦 第4週目

 

 5月10日(土)、11日(日)、13日(火)の3日間、春日球場にてリーグ戦の第4週目が行われました。

 

 

 今週の相手は福岡教育大学。

 1戦目の初回、2番・手銭選手(経済4年:秀岳館高校)が四球で出塁すると、続く3番・木森選手(経済4年:明豊高校)が右二適時打を放ち1点先制。さらに4回と5回にも1点ずつを追加し、3点リードで迎えた7回。ここまで無失点に抑えてきた 先発の岡本拓也投手(経済3年:北大津高校)が調子を崩し、3失点。同点に追いつかれ試合は延長戦に入ります。しかし、10回の裏、二死の場面で2番・手銭選手の打った3球目の打球は大きく弧を描き、ライトスタンドへ。サヨナラ本塁打で、なんとか勝利を収めることが出来ました。

 

 福教大|000|000|300| 0|3

 九共大|100|110|000|1X|4X

 

 P 岡本拓也、岩本ー宮城

 

 

 2戦目は初回、3番・木森選手の犠飛で1点を先制しますが、その後はお互いに点が入らず試合は投手戦に。そのまま1点リードで迎えた9回の裏、ここまで無失点に抑えてきた先発の屋宜投手(経済2年:前原高校)ですが、二死二塁の場面で適時三塁打を打たれて同点に追いつかれ、降板。そして、続く岩本投手(経済2年:常葉学園菊川高校)は最初の打者を遊ゴロに打ちとったかのように見えましたが、遊撃手のエラーでさらに1点追加。苦いサヨナラ負けを喫してしまい、1勝1敗で勝負の行方は3戦目へ持ち越すことになりました。

 

 九共大|100|000| 000 |1

 福教大|000|000|002X|2X

 

 P 屋宜、岩本ー宮城

 

 

 3戦目の先発は岩本投手。この日は、ほとんど走者を出すことなく、被安打3、四球1、8奪三振の好投。公式戦で初完投・初完封の完璧な投球でした。攻撃では、今季最多となる16安打で9得点。中でも、7番・橋本勇哉選手(経済3年:秀岳館高校)は4打数4安打の大活躍。7回には、5番・寺岡選手(経済4年:東海大学付属第五高校)の本塁打も飛び出し、快勝で勝ち点を取ることが出来ました。

 

 福教大|000|000|000|0

 九共大|200|203|20X|9

 

 P 岩本ー宮城、緒方

 

 

1戦目、サヨナラ本塁打を決めた手銭選手(経済4年:秀岳館高校)

公式戦で初完投・初完封を遂げた岩本投手(経済2年:常葉学園菊川高校)

4打数4安打でチームに貢献した橋本勇哉選手(経済3年:秀岳館高校)